村上春樹とアメリカ : 暴力性の由来
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村上春樹とアメリカ : 暴力性の由来
彩流社, 2001.6
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ムラカミ ハルキ ト アメリカ : ボウリョクセイ ノ ユライ
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内容説明・目次
内容説明
村上は、カーヴァーの日常性の理解を暴力の予兆として受け取った!?カーヴァー、チャンドラー、フィッツジェラルド、アーヴィング、オブライエン…アメリカ小説の受容を通して、村上文学の本質に迫る。
目次
- 第1章 都市の架空性を生きる・レイモンド・チャンドラー—『風の歌を聴け』の背景
- 第2章 反面教師としてのフィッツジェラルド—『ノルウェイの森』はなぜ深いか
- 第3章 記号としての暴力性・ジョン・アーヴィング—『羊をめぐる冒険』はどのように書かれたか
- 第4章 暴力性の由来—レイモンド・カーヴァーの受容
- 第5章 旅する村上春樹—『遠い太鼓』『やがて哀しき外国語』『辺境・近境』
- 第6章 暴力性を突破する・ティム・オブライエン再考—「5月の海岸線」から『約束された場所で』まで
- 終章 回帰する村上春樹—『スプートニクの恋人』と『神の子どもたちはみな踊る』
「BOOKデータベース」 より