宮崎駿の「世界」
著者
書誌事項
宮崎駿の「世界」
(ちくま新書, 308)
筑摩書房, 2001.8
- タイトル別名
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宮崎駿の世界
- タイトル読み
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ミヤザキ ハヤオ ノ セカイ
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注記
参考資料及び引用文献: p334
内容説明・目次
内容説明
アニメ作家・宮崎駿の仕事は「監督」という枠に収まるものではない。大気の流れからメカ、建物、動物、人間、草木、そこに流れていた歴史まで。画面上のすべてを自らの能力で統率する。地下に潜ったかと思ったら、今度はとてつもなく高い場所に上がっていく…世界は横にだけではなく縦にも見渡せるのだ。そして悪夢と解放を示す“落下”と“飛翔”—本当の表現とは一つしかない、それを探しているのだと言う宮崎駿。そもそもアニメーション自体が「らしさ」の表現であり、我々の何気ない動き、そして観察力に対する批評である。やがて、宮崎作品とともに生きてきた我々の時代とは何だったのか、あるいは彼が時代に何を残してきたのかが見えてくる。
目次
- 第1章 スタジオジブリ作品を振り返る
- 第2章 少年と泥棒と探偵と—初期作品をたどる
- 第3章 漫画映画の伝統から「日常生活の冒険」まで—宮崎駿前史
- 第4章 「心を白紙にしてくれる映画」—宮崎駿論
- 第5章 フレームを超えた表現を—『千と千尋の神隠し』
「BOOKデータベース」 より