社会変動の中の福祉国家 : 家族の失敗と国家の新しい機能

書誌事項

社会変動の中の福祉国家 : 家族の失敗と国家の新しい機能

富永健一著

(中公新書, 1600)

中央公論新社, 2001.8

タイトル読み

シャカイ ヘンドウ ノ ナカ ノ フクシ コッカ : カゾク ノ シッパイ ト コッカ ノ アタラシイ キノウ

大学図書館所蔵 件 / 356

この図書・雑誌をさがす

注記

引用文献: p251-258

内容説明・目次

内容説明

高齢化、少子化、そして女性の社会進出によって、家族に揺らぎが生じている。失われた家族の機能を代行しうるものとしては、地域社会やNPOとともに、やはり国家が不可欠である。本書は社会構造の多元性を確認しつつ、福祉、環境、社会資本を統合的にとらえる「総合的福祉国家政策」を提唱。社会的市場経済のドイツやコーポラティズムのスウェーデンなどの事例を参照しながら、日本の伝統を生かした福祉政策を考察する。

目次

  • 第1章 理論的前提—近代産業社会の構造と機能
  • 第2章 家族と国家の関係—福祉国家はなぜ維持される必要があるか
  • 第3章 福祉国家の形成—起点から最盛期まで
  • 第4章 福祉国家の「危機」への対応—福祉国家の諸類型
  • 第5章 日本における福祉国家形成—世界におけるその位置

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA53208331
  • ISBN
    • 9784121016003
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 266p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ