階級・ジェンダー・ネイション : チャーティズムとアウトサイダー

書誌事項

階級・ジェンダー・ネイション : チャーティズムとアウトサイダー

ドロシー・トムプスン著 ; 古賀秀男, 小関隆訳

(MINERVA歴史・文化ライブラリー, 2)

ミネルヴァ書房, 2001.9

タイトル別名

Outsiders : class, gender and nation

タイトル読み

カイキュウ ジェンダー ネイション : チャーティズム ト アウトサイダー

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注記

原著 (London : Verso, 1993) の全訳

折り込図1枚: ヴィクトリア女王関係王室系図・人脈

内容説明・目次

内容説明

本書は、普通選挙権と議会制民主主義の貫徹を目指したイギリスのチャーティズムを考察の軸に、おもに階級史、ジェンダー・女性史、アイルランド問題の視角から再評価を試みた注目の民衆運動史論集である。また国王を家族的存在に変えたヴィクトリア女王の独自な役割を浮き彫りにした終章、及び著者の生い立ち、稀有の歴史家・社会運動家の夫エドワード・トムプスンと共に歩んだ女性研究者・妻としての生きざまを赤裸々に語る序章は、深い感動を呼ぶ。

目次

  • 序章 私の歩んだ道から
  • 第1章 チャーティズムと歴史家たち
  • 第2章 初期のチャーティスト
  • 第3章 女性と一九世紀の急進的政治運動—一つの見失われた側面
  • 第4章 一八五〇年以前のイングランド急進主義におけるアイルランド
  • 第5章 アイルランドにおけるジャコバン的伝統の衰退—一七九〇〜一八五〇年
  • 第6章 ヴィクトリア女王—君主制とジェンダー

「BOOKデータベース」 より

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