書誌事項

歴史人口学で見た日本

速水融著

(文春新書, 200)

文藝春秋, 2001.10

タイトル読み

レキシ ジンコウガク デ ミタ ニホン

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注記

歴史人口学史料・研究年表: p200-202

参考文献: p203-204

内容説明・目次

内容説明

コンピューターを駆使してこれまで打ち捨てられてきた「宗門改帳」などの人口史料を分析し、人口の観点から歴史を見直そうとするのが歴史人口学。その第一人者である著者の精緻な研究から、近世庶民の家族の姿・暮しぶりがくっきり浮かび上がってきた。例えば、江戸時代の美濃のある村では結婚数年での離婚が多く、出稼ぎから戻らない人も結構いた、十七世紀の諏訪では核家族が増えて人口爆発が起こった、などなど。知られざる刮目の近世像である。

目次

  • 第1章 歴史人口学との出会い
  • 第2章 「宗門改帳」という宝庫
  • 第3章 遠眼鏡で見た近世—マクロ史料からのアプローチ
  • 第4章 虫眼鏡で見た近世—ミクロ史料からのアプローチ
  • 第5章 明治以降の「人口」を読む
  • 第6章 歴史人口学の「今」と「これから」

「BOOKデータベース」 より

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