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現代日本語探究法

小池清治著

(シリーズ「日本語探究法」 / 小池清治編, 1)

朝倉書店, 2001.10

タイトル読み

ゲンダイ ニホンゴ タンキュウホウ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

明治維新期、昭和20年代に続き、21世紀に入った現在、現代日本語は第三の大変革期にある。国際化の波が日本語にも及んでいるからである。そのような時期に、現代日本語を探究し、よりよき日本語実現への指針を示そうとするのが本書の目的の一つである。本書の眼目は、言語事実の記述にあるのではない。15の事例研究を通して、言語探究の方法を体得してもらうことにある。

目次

  • 「日本」は「にほん」か、「にっぽん」か?—音声言語と書記言語・名詞
  • 日本語に主語はないのか?—文法・構文論
  • 「栃木県に住む外国人」と「栃木県に住んでいる外国人」は同じか?—文法・動詞
  • ラ抜き言葉が定着するのはなぜか?—文法・可能動詞
  • 「それでいいんじゃない?」はなぜ肯定になるのか?—文法・疑問文・存在詞
  • なぜ、「安くておいしい店」と言い、「おいしくて安い店」とは言わないのか?—文法・形容詞
  • 「全然、OK。」は、全然許されないか?—文法・日本語の変遷・副詞
  • 「しかし」は論理に関する接続詞か?—文法・文学と語学・接続詞
  • 助動詞「た」は過去を表すか?—文法・助動詞
  • 「ここが皇居です。」事実の初出にはガが用いられるのか?—文法・助詞
  • 「わかりますか?」と「わかりますか。」はどちらが正しいか—表記・助詞
  • 父親はいつから「オトウサン」になったのか?—共通語と方言・親族呼称
  • 夏目漱石はなぜ「夏目嗽石」と署名したのか?—文学と語学・レトリック
  • 「夜の底が白くなつた。」「夜」には「底」があるか?—文学と語学・レトリック
  • 孤独な魂は擬人法を好むか?—文学と語学・レトリック

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA54049958
  • ISBN
    • 9784254515015
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iv, 148p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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