民間伝承と創作文学 : 人間像・主題設定・形式努力

書誌事項

民間伝承と創作文学 : 人間像・主題設定・形式努力

マックス・リューティ [著] ; 高木昌史訳

(叢書・ウニベルシタス, 729)

法政大学出版局, 2001.11

タイトル別名

Volksliteratur und Hochliteratur : Menschenbild-Thematik-Formstreben

タイトル読み

ミンカン デンショウ ト ソウサク ブンガク : ニンゲンゾウ シュダイ セッテイ ケイシキ ドリョク

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注記

原著 (Bern ; München : Francke Verlag, 1970) の全訳

著者の1960年代の論文をまとめた論文集

索引: 巻末p2-27

内容説明・目次

内容説明

民衆の哲学としての諺、精神の訓練としての謎々、バラードの家族主義、昔話のなかの障害者を論じ、口承文芸学の視点からシェイクスピアを読み直す。

目次

  • 民間伝承における人間像
  • 新聞に見られる諺
  • 伝説の内容と語り口
  • 伝説における警告型と模範型
  • 昔話の中の虚弱者と障害者
  • 昔話における家族と自然
  • 民間バラードの家族主義
  • 民間説話と創作文学に共通のテーマ
  • 伝承文学と創作文学における人間の自己遭遇のテーマについて
  • シェイクスピア作品の主題とモティーフ
  • シェイクスピアにおける自己喪失と自己実現
  • マクベス、自己分裂と自己疎外の悲劇
  • セルバンテス、アベリャネダおよびモーツァルトの民間説話の扱い方
  • シェイクスピアにおけるイロニー
  • 昔話における自由と束縛
  • 伝承文学におけるパラドックス
  • 伝説と昔話における原形式と目標形式

「BOOKデータベース」 より

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