一つ目小僧と瓢簞 : 性と犠牲のフォークロア
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書誌事項
一つ目小僧と瓢簞 : 性と犠牲のフォークロア
新曜社, 2001.11
- タイトル別名
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一つ目小僧と瓢箪 : 性と犠牲のフォークロア
- タイトル読み
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ヒトツメ コゾウ ト ヒョウタン : セイ ト ギセイ ノ フォークロア
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内容説明・目次
内容説明
裸回り、火伏せなどの性的儀礼から、一つ目小僧や異人殺戮、さらに瓢箪、蝶などをめぐる民間伝承のなかに、性と犠牲が民俗社会でもった宇宙論的な意味と現代にまでつながる意味をさぐる。
目次
- 1 一つ目小僧とタタラ(放浪人と一つ目小僧—共同体とその外部;タタラと錬金術—物質変容の精神史;目の民俗;柳田国男の妖怪論)
- 2 裸回りと柱の民俗(裸周りの民俗;日本の柱信仰—世界樹としての柱;神話のこころ・性の原風景—裸回り・覗き見の神話学)
- 3 性の神と家の神(性の神;「火伏せ」の呪物—建築儀礼と性的風習;陸前の竈神信仰—竈神の性格と儀礼を中心に;薩南の火の神祭り;烏枢沙摩明王と厠神;住居のアルケオロジー—「家の神」からみた住まいの原初形態)
- 4 異人と闇の民俗(祭りと夜—闇のフォークロア;異人歓待・殺戮の伝説;瓢箪の民俗学—虚実のあわいをめぐって)
「BOOKデータベース」 より