書誌事項

新大陸赤道地方紀行

アレクサンダー・フォン・フンボルト [著] ; エンゲルハルト・ヴァイグル編 ; 大野英二郎, 荒木善太訳

(17・18世紀大旅行記叢書 / 中川久定, 二宮敬, 増田義郎編集, 第2期9-11)

岩波書店, 2001.12-2003.9

タイトル別名

Relation historique du voyage aux régions équinoxiales du nouveau continent

タイトル読み

シンタイリク セキドウ チホウ キコウ

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注記

上: 著者の肖像あり

アレクサンダー・フォン・フンボルト年譜: 上p509-516

底本: Relation historique du Voyage aux Régions équinoxiales du Nouveau Continent, fait en 1799, 1800, 1801, 1802, 1803 et 1804 par Al. de Humboldt et A. Bonpland, 3 vol., Paris, 1814-1825(Neudruck besorgt von Hanno Beck, Stuttgart, Brockhaus, 1970). 全体の約4分の3を訳出したもの

索引: 地名索引(下 巻末p1-18). 人名索引(下 巻末p19-26)

訳者解説: 下p501-524

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784000088497

内容説明

1799年から5年間、オリノコ源流の探査をはじめ、熱帯アメリカを踏破すること1万五千キロ、それは地球の全体的・有機的な把握をめざす全く新しい試みだった。

目次

  • 諸準備‐機器‐スペインからの出帆‐カナリア諸島への寄港
  • テネリフェから南アメリカ海岸までの航海‐トバゴ島踏査‐クマナ到着
  • 第一次クマナ滞在‐マンサナレス川流域
  • アラヤ半島‐塩田‐サンティアゴ城塞の廃墟
  • ヌエバ・アンダルシアの山間部‐クマナコア渓谷‐ココヤル山の峰‐チャイマ族の布教村
  • カリペの僧院‐グアチャロの洞窟‐夜の鳥
  • カリペからの帰還‐サンタ・マリアの山と森‐カトゥアロの布教村‐カリアコ港
  • チャイマ族の身体的特徴と風習‐その言葉‐ヌエバ・アンダルシアの諸民族の系統‐コロンの見たパリアゴト族
  • 第二次クマナ滞在‐地震‐驚異的彗星
  • クマナよりラ・グアイラまでの行程‐ヌエバ・バルセロナの丘‐コデラ岬‐ラ・グアイラからカラカスへの陸路
  • ベネズエラ諸州概観‐諸州の多用な特色‐カラカスの市街と谷‐気候
  • カラカス滞在‐市周辺の山地‐シリャ山頂踏査‐鉱脈の兆候
巻冊次

中 ISBN 9784000088503

目次

  • カラカスの地震—地震現象とアンティル諸島における火山噴火との関連
  • カラカスからの出発‐サン・ペドロおよびロス・テケス山脈‐ラ・ビクトリア‐アラグアの谷
  • タカリグア湖‐マリアラ温泉‐ヌエバ・バレンシア・デ・エル・レイの町‐プエルト・カベリョへの下り
  • アラグアの谷とカラカスのリャノスを隔てる山地帯‐ビリャ・デ・クラ‐パラパラ‐リャノスまたはステップ‐カラボソ
  • サン・フェルナンド・デ・アプレ‐アプレ川とアラウカ川の流域およびその枝流‐アプレ川の船旅
  • アプレ川とオリノコ川の合流部‐エンカラマダの山‐ウルアナ‐バラグアン‐カリチャナ‐メタ川の流入部‐パヌマナ島
  • リオ・アナベニの合流部‐ウニアナの峰‐アトゥレスの村‐マパラの急流‐スルパマナ島とウイラプリ島
  • ガルシタの急流‐マイプレス‐キトゥナの滝‐ビチャダ川とサマ川の合流部‐アリカグアの岩‐シキタ
  • サン・フェルナンド・デ・アタバポーサン・バルタサル‐テミ川とトゥアミニ川‐ヤビタ‐トゥアミニ川からネグロ川への舟の陸送
  • ネグロ川‐ブラジルとの境界‐カシキアレ川‐オリノコ川分岐
巻冊次

下 ISBN 9784000088510

目次

  • エスメラルダからグアビアレ川合流点までのオリノコ川上流—アトゥレスおよびマイプレス急流地帯の二回目の通過—アプレ川流入点とスペイン領ギアナの州都、アンゴストゥラとの間のオリノコ川下流
  • リャノス・デル・パオあるいはベネズエラ平原(ステップ)東部—カリブ族の布教村—ヌエバ・バルセロナ、クマナ、アラヤでの最後の滞在
  • ベネズエラ連合州の政治状況—領土の面積—人口—自然の産物—海外交易—コロンビア共和国を構成する諸州との交流
  • ベネズエラ沿岸からハバナへ—新大陸の住民と比較したアンティル諸島の住民の概観。その人種の多様性、個人的自由、言語および信仰について
  • キューバ島に関する政治的試論—ハバナ—グアナバコアの丘陵地帯と地学的見地によるその考察—ロス・グイネスの谷—バタバノおよびラ・トリニダード港—王と王妃の庭
  • トリニダード・デ・クーバからリオ・シヌまで—カルタヘナ・デ・インディアス—トゥルバコの泥火山—マアテスの運河

「BOOKデータベース」 より

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