中世国境海域の倭と朝鮮

書誌事項

中世国境海域の倭と朝鮮

長節子著

吉川弘文館, 2002.2

タイトル別名

中世 国境海域の倭と朝鮮

タイトル読み

チュウセイ コッキョウ カイイキ ノ ワ ト チョウセン

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注記

初出一覧: p400

内容説明・目次

内容説明

対馬はどのようにして朝鮮との関係を築き、維持していったのか。対馬の古文書・朝鮮史料を精しく分析し、対馬宗氏が朝鮮諸権益を入手独占していった歴史過程を詳述。知られざる文禄・慶長の役の裏交渉にも説き及ぶ。

目次

  • 序 対馬と朝鮮
  • 第1 朝鮮領海における倭人の漁業活動(「おふせん」論考—対馬の孤草島釣魚関係文書;孤草島釣魚研究—孤草島の位置を中心として;孤草島釣魚の変容;十五世紀朝鮮南部沿岸海域における倭人の漁場)
  • 第2 偽使の朝鮮通交(朝鮮へ遣使した「夷千島王」の王名—遐〓・遐叉・遐乂;夷千島王遐叉の朝鮮遣使をめぐって;夷千島王遐叉の朝鮮遣使に関する最近の研究について;三浦の乱以前対馬による深処倭通交権の入手;宗家旧蔵「弾上小弼源弘」木印の性格)
  • 第3 倭寇と朝鮮の役(倭寇懐柔政策と興利倭船;朝鮮役における明福建軍門の島津氏工作—『錦渓日記』より;夢をけずる—慶長の役朝鮮人捕虜魯認の日記)

「BOOKデータベース」 より

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