集団的自衛権と日本国憲法

Bibliographic Information

集団的自衛権と日本国憲法

浅井基文著

(集英社新書, 0128A)

集英社, 2002.2

Title Transcription

シュウダンテキ ジエイケン ト ニホンコク ケンポウ

Available at  / 164 libraries

Description and Table of Contents

Description

2001年9月11日の米国同時多発テロ事件は、世界に衝撃を与えた。NATOは1949年発足以来初めて集団的自衛権の発動を決めた。日本政府はテロ対策特別措置法を成立させた。ここで改めて問われたのが「集団的自衛権」であり、「憲法との抵触」である。著者は、集団的自衛権の本質は「他衛」であり、自衛ではないと断言する。本書では国連憲章の規定する集団的自衛権について、歴史を踏まえ検証する。さらに、日本国憲法にこめられた平和の思想、戦後の日米関係を考察する。新しい国際の平和と安全、日本の役割に関わる、正確な認識をもつために。

Table of Contents

  • 第1章 なぜいま集団的自衛権なのか—アメリカの軍事戦略と日米軍事関係
  • 第2章 自衛権の歴史—集団的自衛権という考え方はどのようにして生まれたのか
  • 第3章 国連と戦争—国連は国際の平和と安全を維持できるか
  • 第4章 憲法と日米安全保障体制の歴史—保守政治はいかに憲法をゆがめてきたか
  • 第5章 詭弁を弄するだけの日本の安全保障論議—保守政治はいかに日本を誤らせているか

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

Page Top