「自己愛」と「依存」の精神分析
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「自己愛」と「依存」の精神分析
(PHP新書, 196 . コフート心理学入門||コフート シンリガク ニュウモン ; [1])
PHP研究所, 2002.3
- タイトル読み
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ジコアイ ト イゾン ノ セイシン ブンセキ
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内容説明・目次
内容説明
フロイト流の伝統的な精神分析では、「自己愛」や「依存」を脱却することが、自我の発達であるとしてきた。しかしコフートは、人間本来の自己愛や依存心はもっとも認め合うべきものだという。それらを受け入れてこそ、お互いの「ギブ・アンド・テイク」が成立し、より成熟した人間関係が築けるのだと唱えた。本書は、現代精神分析に多大な影響を与えるコフートの自己心理学を紹介。「共感」「自己対象」などをキーワードに、臨床医である著者が、心病む現代人に最もふさわしい治療理論を教える。
目次
- 第1章 コフートの生涯と自己心理学の誕生(ベストスリーに入る著者・コフート;創設者としてのフロイトとコフートの違い ほか)
- 第2章 自己愛と自己愛パーソナリティ障害(身近なコフートの「自己愛」概念;「ナルシシズム」は新しい概念 ほか)
- 第3章 「共感の臨床家」としてのコフート(共感と同情;共感と同一化 ほか)
- 第4章 依存の心理学としてのコフート理論—自己対象とは何か(相手を「対象」と見るか「自己」と見るか;共感できる人、できない人 ほか)
- 第5章 コフートの発達理論と治療理論(精神分析の四つの側面;固着と退行 ほか)
「BOOKデータベース」 より