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流動化と社会格差

原純輔編著

(講座・社会変動, 5)

ミネルヴァ書房, 2002.5

タイトル読み

リュウドウカ ト シャカイ カクサ

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注記

執筆者: 原純輔, 中村牧子, 近藤博之, 平田周一, 林拓也, 秋永雄一, 米澤彰純, 斎藤友里子, 木村涼子, 小林久高, 太田清

参考文献: 各章末

人名索引・事項索引: p275-279

内容説明・目次

内容説明

近代化→流動化→平等化、という因果関係は、かつて誰もが疑わない社会変動の図式であった。しかし、今日では厳しい再検討を迫られており、「流動化」「平等化」さえ幻想であったという声も高い。こうした背景をふまえて、第1部では階層、教育、労働、移動という観点から、「流動化」の実態とその社会的帰結について議論する。第2部では、社会格差にかかわる社会意識や文化の「流動化(ゆらぎ)」現象をとりあげ、その実態と社会的基盤について検討を加える。

目次

  • 第1部 流動化とその社会的帰結(産業化と階層流動性;学歴主義と階層流動性;流動化する労働市場?;地域間移動と地位達成)
  • 第2部 ゆらぎとその社会的基盤(「成り上がり」文化の運命;「ただしさ」の拡散—彷徨する価値意識;ジェンダー秩序の再編成と男女間格差;漂流する政治意識)

「BOOKデータベース」 より

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