時間の矢, コンピュータシミュレーション, カオス : なぜ世界は時間可逆ではないのか?

書誌事項

時間の矢, コンピュータシミュレーション, カオス : なぜ世界は時間可逆ではないのか?

William Graham Hoover原著 ; 志田晃一郎訳

森北出版, 2002.5

タイトル別名

Time reversibility, computer simulation, and chaos

時間の矢 : コンピュータシミュレーション, カオス : なぜ世界は時間可逆ではないのか?

時間の矢コンピュータシミュレーションカオス : なぜ世界は時間可逆ではないのか

タイトル読み

ジカン ノ ヤ コンピュータ シミュレーション カオス : ナゼ セカイ ワ ジカン カギャク デワ ナイ ノカ

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注記

関連図書: p213-218

内容説明・目次

内容説明

時間は、なぜ過去から未来に向かって流れるのか?自然法則は可逆なのに、なぜ現実は非可逆なのか?この疑問は、ボルツマンからプリゴジンまで、多くの科学者・哲学者を悩ませてきた。能勢・フーバー力学(温度力学)で知られるフーバー先生が、この問いに独創的な答を与える。温度力学によるコンピュータシミュレーションにより、自然に隠されたカオスとフラクタル性こそ、時間の矢を引き絞る弓であることがわかったのだ。

目次

  • 第1章 時間可逆性、コンピュータシミュレーション、カオス
  • 第2章 物理と数値計算における時間可逆性
  • 第3章 ギブスの統計力学
  • 第4章 人生は非可逆だ
  • 第5章 微視的なコンピュータシミュレーション
  • 第6章 巨視的なコンピュータシミュレーション
  • 第7章 カオス、リャプノフ不安定性、フラクタル
  • 第8章 可逆性の逆説を解く
  • 第9章 あとがき—研究の展望

「BOOKデータベース」 より

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