日本語は進化する : 情意表現から論理表現へ
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日本語は進化する : 情意表現から論理表現へ
(NHKブックス, 941)
日本放送出版協会, 2002.5
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ニホンゴ ワ シンカ スル : ジョウイ ヒョウゲン カラ ロンリ ヒョウゲン エ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
810.2/KA16101054476
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第4刷 (2016.4) の出版者: NHK出版
参考文献一覧: p233-240
Description and Table of Contents
Description
私たちの「日本語」はどのようにして生みだされたのか?また、どのように変化しようとしているのか?明治初期、さまざまな文体に四分五裂していた日本語は、翻訳語の導入や言文一致などの努力を経て、中心的な文体を獲得する。借物の思考を強いる漢文訓読体や和語的情念から解放された日本語は、明晰で分析的な言語へと進化する。ここ百年の日本語の歩みを清新な視点でとらえ直し、敬語・男女言葉・翻訳語など多様な特質を論じながら、西洋語とは異なるその独自の論理性を探る、「日本語論」決定版。
Table of Contents
- 序章 「思考の身体」としての日本語
- 第1章 分裂していた日本語—紋切り型の「文」と卑近な「言」
- 第2章 翻訳が日本語を変えた—「周密文体」を求めて
- 第3章 「思考する日本語」の誕生—統合される身体
- 第4章 翻訳語の落とし穴—言霊が不幸をもたらす
- 第5章 「蠱惑的」から「分析的」へ—精密化する日本語
- 第6章 日本語固有の論理性を探る—西洋語は「演繹的」、日本語は「帰納的」
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