映画のなかの文学文学のなかの映画
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映画のなかの文学文学のなかの映画
白水社, 2002.6
新装復刊
- タイトル読み
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エイガ ノ ナカ ノ ブンガク ブンガク ノ ナカ ノ エイガ
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内容説明・目次
内容説明
映画と文学という二つの異なる芸術ジャンルは、シナリオという文字表現に唯一の共有部分を見出す。すぐれた映画研究家であり、文学にも造詣の深い著者が、テキストとしてのシナリオの文学性に着目し、エイゼンシュテインのモンタージュ的シナリオから谷崎潤一郎『蛇性の淫』や川端康成『狂った一頁』のシナリオ、シャルル・スパーク『女だけの都』からヌーヴェル・ヴァーグのシナリオまで、数多い名作を綿密に検討する。まさに世界映画シナリオ史ともいうべき労作。
目次
- シナリオとシナリオ文学
- 文芸作品の映画性
- 無声映画時代のシナリオ
- 文学者のシナリオ
- トーキー初期のシナリオ
- 日本映画のシナリオ
- アメリカの文学と映画
- 演出とシナリオのチーム・ワーク
- イタリア映画のシナリオ
- 「カメラ=万年筆」
- ヌーヴェル・ヴァーグとヌーヴォ・ロマン
- むすびのかわりに
「BOOKデータベース」 より