エミリーへの手紙
著者
書誌事項
エミリーへの手紙
日本放送出版協会, 2002.6
- タイトル別名
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Letters for Emily
- タイトル読み
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エミリー エノ テガミ
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内容説明・目次
内容説明
老人は、人生の終わりが近づいているのを感じていた。妻に先立たれ、男手ひとつで育てた子どもたちとは心が通わず、クリスマス以外には会うこともない。アルツハイマーの症状も顕著になってきた。前庭のアプローチで小便をしてしまったり、洗剤でうがいしそうになったりする。そんな自分の姿が愛する孫娘エミリーの記憶に残るのだけは耐えられない。彼にはどうしても完成させなければならない仕事が残っていた。—老人が遺したのは古い家と自作の詩集。そのなかの一篇に、ある秘密の言葉が隠されていることにエミリーは気づいた。しかも、その秘密の言葉にはもうひとつの秘密が隠されていた。エミリーをとりまく家族は次々と現れる謎を解くことに夢中になっていった。彼らが最後に手にするものは…?老人のやりとげた仕事とはいったいなんだったのか。
「BOOKデータベース」 より