エルヴィスが社会を動かした : ロック・人種・公民権
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書誌事項
エルヴィスが社会を動かした : ロック・人種・公民権
青土社, 2002.8
- タイトル別名
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Race, rock, and Elvis
エルヴィスが社会を動かした : ロック人種公民権
- タイトル読み
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エルヴィス ガ シャカイ オ ウゴカシタ : ロック・ジンシュ・コウミンケン
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注記
Race, rock, and Elvis.の翻訳
内容説明・目次
内容説明
米国社会の強固な差別構造と偏見を打ち崩したのは、政治意識に目覚めた運動家ではなく、ロックンロールという若者たちの饗宴であった—。保守的社会意識の根強く残る南部で、若者たちの熱狂的共感を集めたエルヴィス・プレスリーの音楽活動を通じ、戦後アメリカの社会構造を読み解く。
目次
- 序章 歴史の周縁から過去を再構築する—新しいアメリカ史の構築に向けて
- 第1章 人種と階級が複雑に織り込まれた南部社会—ロック革命の忘れられたルーツ
- 第2章 若者文化が新しい人種観を拓く—人種差別社会と水面下の文化的融合
- 第3章 大衆の力が社会を動かした—ポピュラー・ミュージックを通して歴史を解読する
- 第4章 ディクシーから発信する自由の声—禁じられた一線を越えたエルヴィス
- 第5章 ロックンロールを非合法としたのはだれか—知的エリートの偏見と一九五〇年代のアメリカ
- 第6章 ロック・コンサートから始まった人種混合—交流と混乱と
- 第7章 ヒルビリー・キャットからキング・オヴ・ロックへ—エルヴィス・プレスリー神話を解体する
- 結論 南部の抵抗する若者たち—不完全な過去を乗り越えて
「BOOKデータベース」 より