書誌事項

公共政策の倫理学

河宮信郎, 青木秀和著

(現代社会の倫理を考える / 加藤尚武, 立花隆監修, 4)

丸善出版事業部, 2002.8

タイトル読み

コウキョウ セイサク ノ リンリガク

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注記

索引: p246-248

内容説明・目次

内容説明

皮肉なことに、現代日本の危機は「国民の富」が巨額の政府預金として蓄積され、それを取り崩すことが無尽蔵と思えるほどの政治利権となったことから生じた—。しかもこれは国会議員と政府機構がその利権を当然の既得権とみなすかぎり、決して犯罪として断罪されることはない。このデッドロックを打開するための鍵を、様々な事例を取り上げながら解説し、財政崩壊を防ぐための整合的対策を考察する。一般人向けのみならず、大学テキストとしても最適。

目次

  • 財政危機のなかの公共政策
  • 国家財政破綻の構造
  • 崩壊に瀕する地方財政
  • 財政投融資論
  • 公共建設の脆弱性
  • 環境政策における費用負担と責任帰属
  • ゴミ行政の責任体制
  • 国公債利払いの致命的重荷
  • 利払い停止の必要性と更生法の原理
  • 国家債務整理と減価する公債〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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