ルソーを読む英国作家たち : 『新エロイーズ』をめぐる思想の戦い
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ルソーを読む英国作家たち : 『新エロイーズ』をめぐる思想の戦い
国書刊行会, 2002.7
- タイトル別名
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ルソーを読む英国作家たち : 新エロイーズをめぐる思想の戦い
- タイトル読み
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ルソー オ ヨム エイコク サッカ タチ : シン エロイーズ オ メグル シソウ ノ タタカイ
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注記
博士論文(東北大学, 2002年)に基づいたもの
年表: p301-311
参考文献: 巻末pxviii-xxvii
内容説明・目次
内容説明
ジェイン・オースティンやマライア・エッジワスらの作品を詳細に分析し、この時代の政治・社会・女性の有様を明らかにする。
目次
- 序章 氾濫するジュリア—ルソーに対するロマン主義時代の英国作家の反応
- 第1章 ジュリは浮気女か、美徳の鑑か—記号としての『新エロイーズ』
- 第2章 感傷小説の知的枠組み—『新エロイーズ』的変奏曲
- 第3章 思想の戦い、覇権の争い—マライア・エッジワス『ベリンダ』
- 第4章 英国の庭に現われた蛇のジュリ—マライア・エッジワス『リーアノーラ』
- 第5章 小説のジャンルの混在—エリザベス・ハミルトン『現代の哲学者の思い出』
- 第6章 夫と父の権威に逆らって—ジェイン・ウェスト『不信心な父親』
- 第7章 四つの歪められた物語—イライザ・フェンウィック『秘密』
- 第8章 崇高なる感受性に殉じて—メアリ・ロビンソン『不誠実な友人』
- 第9章 誘惑する家庭教師—シドニー・オーエンソン『セント・クレア』
- 終章 「ジュリアやらルイーザやら…」—ジェイン・オースティンの場合
「BOOKデータベース」 より