アメリカ旧南西部ユーモア文学の世界 : 新しい居場所を求めて
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アメリカ旧南西部ユーモア文学の世界 : 新しい居場所を求めて
(The sign of a good book)
英宝社, 2002.8
- タイトル読み
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アメリカ キュウナンセイブ ユーモア ブンガク ノ セカイ : アタラシイ イバショ オ モトメテ
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注記
書誌: p545-566
内容説明・目次
内容説明
ジャクソン大統領による先住民追放後、南部フロンティアに多文化社会が形成された。本書は、その社会を写し出す文学を渉猟し、建国理念の問い直しと新しい居場所探しを促す原動力となったユーモアの特質を明らかにする。
目次
- アメリカ旧南西部ユーモア文学の背景と基本構造(新天地におけるコモン・マンの居場所探しのユーモア;アメリカの建国理念の新たな摸索を促すユーモア)
- 「にわか景気」に揺れるフロンティア社会—弁護士ジョセフ・グローヴァー・ボールドウィンのユーモア
- オーガスタス・ボールドウィン・ロングストリートの『ジョージア風景』—旧南西部ユーモアの世界への通過儀礼
- ウィリアム・タッパン・トンプソン—南部の奴隷制を堅守するユーモリスト
- デイヴィッド・クロケットからデイヴィ・クロケットへ—クロケット像創作のユーモア
- トマス・バングズ・ソープ—変貌するフロンティアを見つめる北部出身のユーモリスト
- トマス・バングズ・ソープの『主人の館』—フロンティア・サウスにおける奴隷制の問題をめぐって
- ジョンソン・ジョーンズ・フーパー—完全自由主義のフロンティアにおける居場所を求めて
- “All the world’s a stage”—演劇人ソル・スミスとジョセフ・M.フィールドのユーモア
- ジョン・S.ロブ—フロンティアの平等主義的雰囲気をとらえたユーモリスト
- 「ルイジアナ湿地帯の医者」ヘンリー・クレイ・ルイス—古い南部を体現するフロンティア人の解剖
- ハーディン・E トリヴァー—敬虔なキリスト教徒のユーモア
- 最後の旧南西部ユーモリスト、ジョージ・ワシントン・ハリス—なおも繰り返される居場所探し
「BOOKデータベース」 より