先史からヨーロッパ文明の形成へ
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先史からヨーロッパ文明の形成へ
(叢書「世界認識の最前線」, . { ソーシャルパワー : 社会的な「力」の世界歴史 / マイケル・マン著 ; 森本醇,
NTT出版, 2002.10
- タイトル別名
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A history of power from the beginning to A.D. 1760
The sources of social power
ソーシャルパワー : 社会的な力の世界歴史
- タイトル読み
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センシ カラ ヨーロッパ ブンメイ ノ ケイセイ エ
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注記
A history of power from the beginning to A.D. 1760 (The sources of social power, v. 1) の翻訳
典拠文献一覧: p592-625
内容説明・目次
内容説明
経済・軍事・イデオロギー・政治—4つの“力”の創造的相互作用をディアレクティクに分析。「国民国家」がつくりあげた一元的社会観を打ち砕き、真の世界歴史を構築する。すぐれて今日的問題意識から生まれた歴史社会学の記念碑的成果。
目次
- 社会とは組織された「“力”のネットワーク群」である—あるいは、一元的社会観と訣別するための序論
- 先史時代の人びとは“力”を回避した—あるいは、一般社会進化の行き止まり
- メソポタミアはシュメールの地に、文明が出現した—あるいは、階層化と国家と多国家ネットワーク
- インダス流域、中国、エジプト、メソアメリカ、ほか—あるいは、文明のモデルとモデルを逸脱した文明
- アッカドのサルゴンが最初の軍事支配帝国を築いた—あるいは、征服のロジスティクスと帝国の弁証法
- インド・ヨーロッパ語族の活動と鉄の伝播—あるいは、ネットワーク群の拡大と多様化
- フェニキア人とギリシア人が拡げた世界—あるいは、分権的な多重アクター文明の形成
- アッシリアとペルシアに見る帝国の支配戦略—あるいは、コスモポリタニズムの拡大と深化
- ローマがつくりあげた大いなる領域帝国—あるいは、「軍団経済」がもたらした繁栄と崩壊
- ローマを超越し、キリスト教世界へ—あるいは、帝国の矛盾の解決としてのキリスト教
- 儒教、イスラーム、ヒンドゥー教カーストをめぐって—あるいは、救済宗教はいかなる社会を生み出したか
- ヨーロッパ発展の原動力1 八〇〇‐一一五五年—あるいは、「暗黒」中世が育んだ飛躍のダイナミズム
- ヨーロッパ発展の原動力2 一一五五‐一四七七年—あるいは、封建国家の終焉と調整的国家の台頭
- ヨーロッパ発展の原動力3 一四七七‐一七六〇年—あるいは、有機的国民国家の形成とヨーロッパの拡大
- ヨーロッパのダイナミズムはこうして生まれた—あるいは、資本主義‐キリスト教‐国家の関連と発展
- ヨーロッパ文明における世界歴史の発展パターン—あるいは、〈力〉の創造的相互作用と歴史の偶然
「BOOKデータベース」 より