柳田国男と文化ナショナリズム
著者
書誌事項
柳田国男と文化ナショナリズム
岩波書店, 2002.10
- タイトル別名
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柳田国男と文化ナショナリズム
- タイトル読み
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ヤナギタ クニオ ト ブンカ ナショナリズム
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注記
索引: 巻末p1-8
文献: 巻末p9-40
内容説明・目次
内容説明
柳田国男の一国民俗学は、たんなる一国完結型の自文化研究を目的とした学問領域ではない。そこには、「自国民同種族の自己省察」を理念とする文化ナショナリズムが底流し、その延長に世界民俗学が構想されている。本書は、近年のナショナリズム論を視座に据え、テクストの徹底的な読み直し作業を通じて、彼の思想の今日的な意味を問い直す試みである。
目次
- 序章 ナショナリズム論の現在
- 第1章 国家/郷土という単位
- 第2章 一国民俗学の創出過程
- 第3章 エトノスとしての「民族」/ネイションとしての民族
- 第4章 固有信仰論とその脱構築
- 第5章 日琉同祖論の現在
- 終章 トランスナショナリズムへの架橋
「BOOKデータベース」 より