悲しみに言葉を : 喪失とトラウマの心理学

書誌事項

悲しみに言葉を : 喪失とトラウマの心理学

ジョン・H・ハーヴェイ著

誠信書房, 2002.11

タイトル別名

Give sorrow words : perspectives on loss and trauma

タイトル読み

カナシミ ニ コトバ オ : ソウシツ ト トラウマ ノ シンリガク

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注記

監訳: 安藤清志

原著 (Brunner/Mazel, 2000) の全訳

邦訳文献: p370-[372]

文献: p374-[385]

内容説明・目次

内容説明

人が体験する打ちのめされるような喪失感(悲しみ)は、共感的な聴き手に話す(言葉を与える)ことによって癒やされ、人生のなかに主体的に位置づけることができる。また、喪失をその後の人生の糧にもできる。本書は、悲しみを表現することの治療的な価値を、文学や体験記など、さまざまな引用と心理学の学説をもとに具体的に論じている。

目次

  • 喪失研究入門—なぜ悲しみに言葉を与えることが必要なのか
  • 用語の定義、解釈作りの視点
  • 親しい人の死による喪失
  • 離婚・離別による喪失
  • 理不尽な暴力による喪失
  • 戦争や大量虐殺による喪失
  • 病気や事故による喪失
  • 貧困、ホームレス、失業
  • 喪失とトラウマを国際的な観点から見る—ルーマニアの事例
  • 公認されていない悲嘆とスティグマ化
  • 適応
  • エピローグ—大きな喪失に対処するための実践的な方略

「BOOKデータベース」 より

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