「みやび」異説 : 『源氏物語』という文化
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「みやび」異説 : 『源氏物語』という文化
(叢書・文化学の越境, 3)
森話社, 2002.11
- : 新装版
- タイトル別名
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みやび異説 : 源氏物語という文化
- タイトル読み
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ミヤビ イセツ : ゲンジ モノガタリ ト イウ ブンカ
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内容説明・目次
内容説明
千年ものあいだ日本の文学や文化に大きな影響をあたえつづけた『源氏物語』とは何か…その享受と再生の様相に各時代の文化の反照をさぐり典雅なイメージを逸脱するこの物語の逆説と王朝的“みやび”の命脈を検証して日本文化の核心に迫る。
目次
- 1 『源氏物語』のパラドクス—光源氏と“みやび”幻想 座談会(小嶋菜温子;小林正明;土方洋一;吉井美弥子)
- 2 転倒した『狭衣物語』—鎌倉物語『苔の衣』と“始源”なるものへの指向
- 3 源氏能とは何か—謡曲「半蔀」のドラマトゥルギー
- 4 江戸の源氏絵—初期絵入本から浮世絵へ
- 5 「物のあはれ」と勧善懲悪—宣長の『源氏物語』作中人物論
- 6 わだつみの『源氏物語』—戦時下の受難
- 7 「夢の浮橋」架橋考—谷崎から『源氏物語』へ
「BOOKデータベース」 より