ファンタジーの魔法空間
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ファンタジーの魔法空間
岩波書店, 2002.12
- タイトル読み
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ファンタジー ノ マホウ クウカン
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注記
主要参考文献: p255-264
内容説明・目次
内容説明
『ハリー・ポッター』や『指輪物語』のブームをきっかけに注目を集めるファンタジー。大人まで惹きつけてやまないその魅力とは何だろうか。トールキン『指輪物語』、ルイス『ナルニア国ものがたり』、ル=グウィン『ゲド戦記』、エンデ『はてしない物語』などの名作から、ローリング『ハリー・ポッター』やマクニッシュ『レイチェルと滅びの呪文』まで、様々な作品の中に描かれる「不思議な空間=魔法的な空間」を切り口にファンタジーの魅力をわかりやすく解き明かす。
目次
- 1 「家」のファンタジー(空間を生きるということ 『危険な空間』;家屋の神話学 『台所のマリアさま』;家屋と視線の織りなす「推理小説」 『サティン入江のなぞ』)
- 2 「旅」のファンタジー(旅の物語—二重化される時間、いまここの空間 『指輪物語』『ホビットの冒険』;死後の時間—閾を越えて 『ミオよわたしのミオ』『はるかな国の兄弟』;編集される時空間—博物館と美術館 『クローディアの秘密』『鏡のなかのねこ』)
- 3 「魔法」のファンタジー(自己と世界を手なずける—命名と呪文 『ゲド戦記』『エルリック』シリーズ『はてしない物語』『魔法の学校』;描かれる魔法—機能の物象化 『ハリー・ポッターと賢者の石』『ふしぎをのせたアリエル号』『妖魔の騎士』『スピリット・リング』;「進化」する魔法—魔法ファンタジーの諸相 『レイチェルと滅びの呪文』『マインド・スパイラル』シリーズ『ペギー・スー魔法の瞳をもつ少女』『ライアルと5つの魔法の歌』『ナルニア国ものがたり』)
「BOOKデータベース」 より