カントを読む : ポストモダニズム以降の批判哲学
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カントを読む : ポストモダニズム以降の批判哲学
(岩波セミナーブックス, 87)
岩波書店, 2003.1
- タイトル読み
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カント オ ヨム : ポスト モダニズム イコウ ノ ヒハン テツガク
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注記
講義内容 (2000年5月26日-6月16日までの全4回, 岩波市民セミナー) に加筆したもの
カント年譜: p317-321
文献案内: p322-330
内容説明・目次
内容説明
現代人にとって避けられない重要な課題を掘り下げ解決するための手がかりを「情感豊かな感性」の働きに依拠するカントの多元主義的な思想に見出し、従来のステレオタイプ化したカント像を見直す。最先端の現代思想家たちの問題提起と対比させて新たな読み方を提示する「現代カント入門」。
目次
- 第1講 カントの批判哲学の射程(本講義の主要課題;新しいカントの読み方 ほか)
- 第2講 カントの「啓蒙」の再評価をめぐって(カントの「啓蒙」再評価のねらい;『啓蒙とはなにか』をめぐって ほか)
- 第3講 カントの多元主義と可謬主義(ニーチェの批判主義;カントの遠近法主義 ほか)
- 第4講 多元主義の立場と政治哲学(反省的判断力とアーレントの政治的判断力論;歴史哲学と永遠平和論の意義 ほか)
「BOOKデータベース」 より