過去と記憶の社会学 : 自己論からの展開

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過去と記憶の社会学 : 自己論からの展開

片桐雅隆著

世界思想社, 2003.2

タイトル読み

カコ ト キオク ノ シャカイガク : ジコロン カラ ノ テンカイ

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注記

文献リスト: 巻末p8-19

内容説明・目次

内容説明

書き換えられる過去、作り直される記憶。大きな物語からの解放、小さな物語の噴出—自己の同一性と過去の構築性とを論じつつ「現代社会とは何か」に答え、ミクロ‐マクロ問題の解法をも示唆した構想力豊かな力作。

目次

  • 第1章 自己の構築と記憶—自己論から過去と記憶論へ
  • 第2章 物語と自己の同一性—物語論と個人誌論の視点から
  • 第3章 変身願望と過去の書き換え—転向やマインド・コントロールなどをめぐって
  • 第4章 過去の構築と相互行為
  • 第5章 「メンバーシップと記憶」論の構想—自己論からメンバーシップ論へ
  • 第6章 集合的記憶と歴史—自己論との関連で
  • 第7章 共同体的自己から状況的自己へ—ナルシス的自己論として
  • 第8章 集合的過去の縮小と物語の私化

「BOOKデータベース」 より

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