郊外の文学誌
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郊外の文学誌
新潮社, 2003.2
- タイトル読み
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コウガイ ノ ブンガクシ
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注記
『新潮』の連載「郊外の文学誌」(平成12年1月号-12月号) に加筆したもの
内容説明・目次
内容説明
彼らはどんな幸福を夢見ていたのだろう。漱石、独歩、北杜夫、石井桃子、庄野潤三、村上龍…明治に誕生し、大震災、戦災を経て、移りゆく「郊外」をたどる、新・東京物語。
目次
- 序 なぜ郊外か
- 花袋の代々木、独歩の渋谷
- ツツジの里だった大久保界隈
- 蘆花の田園生活
- 練兵場と脳病院の青山
- 小市民映画の生まれたところ蒲田とその周辺
- 加賀乙彦『永遠の都』の西大久保界隈
- 西洋館と軍施設のある—中野
- 麦畑と雑木林の残る—荻窪と高円寺
- 空襲の被害の少なかった—阿佐ヶ谷
- 荒川放水路の向こうに開けた—葛飾界隈
- 武蔵野の広がり—小金井界隈
- 多摩川沿いのサバービア
- 郊外に憩いあり庄野潤三論
「BOOKデータベース」 より