高齢社会と家族介護の変容 : 韓国・日本の比較研究

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高齢社会と家族介護の変容 : 韓国・日本の比較研究

金貞任著

法政大学出版局, 2003.2

  • 新装版

タイトル別名

在宅要介護高齢者の家族介護者と負担感に関する研究 : ソウル市における調査を中心にして

Aging societies and changes in family care : a comparatives study of South-Korea and Japan

高齢社会と家族介護の変容 : 韓国日本の比較研究

タイトル読み

コウレイ シャカイ ト カゾク カイゴ ノ ヘンヨウ : カンコク・ニホン ノ ヒカク ケンキュウ

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注記

博士論文『在宅要介護高齢者の家族介護者と負担感に関する研究 : ソウル市における調査を中心にして』 (お茶の水女子大学 2000年提出) に修正を加えたもの

参考文献: p235-244

その他の標題は標題紙裏による

内容説明・目次

内容説明

日本と韓国は欧米諸国をしのぐ速さで高齢化社会に移行した。しかし両国では、儒教的な倫理や伝統的な孝行観が根強く、要介護高齢者の介護は主として配偶者や子どもによって担われてきた。本書は、その家族による介護がいかに負担となり、どのような対処を強いられているかを、ソウルと東京での統計・実例調査によって明らかにする。現代家族の構造的な変貌を前提として、米国・日本・韓国における介護負担感の先行研究の成果および調査方法を比較検討する手堅い考察、そして社会福祉政策に対し公的サービス拡充の必要を訴える問題提起は、説得力に富む。

目次

  • 序章 高齢社会と家族介護
  • 第1章 家族介護者をめぐる理論的検討
  • 第2章 高齢社会の特徴
  • 第3章 高齢者福祉政策の現況
  • 第4章 要介護高齢者および家族介護者の実態
  • 第5章 家族介護者の負担感の規定要因
  • 第6章 家族介護者の対処の規定要因
  • 第7章 介護の負担感軽減への意思決定過程
  • 第8章 結論と今後の課題

「BOOKデータベース」 より

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