ヨーロッパ経済 : 過去からの照射
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ヨーロッパ経済 : 過去からの照射
勁草書房, 2003.3
改訂版
- タイトル読み
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ヨーロッパ ケイザイ : カコ カラ ノ ショウシャ
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注記
参考文献: 各章末
第4刷(2011.3)のページ数: xvi, 292, 6p
内容説明・目次
内容説明
本書はおよそ一千年(西暦1000年頃〜現在)にわたるヨーロッパ経済の概説である。ただし、ヨーロッパの特定の国というより、どちらかといえばヨーロッパそれ自体のありように視線を向けたい。従って、ヨーロッパ経済史の一試論として、ここでは各国経済史の足し算をするのは避け、できるだけまとまった一つの地域としてのヨーロッパの経済的変遷を書こうと努めた。また本書のもう一つの特色は、工業化以前のヨーロッパ経済と戦後ヨーロッパ経済、特にヨーロッパ統合関係の叙述を重視している点である。読者としては経済学科や史学科に学ぶ学生はもとより、一般の歴史愛好家、そして広くヨーロッパに強い関心をもつ人を想定している。
目次
- 序章 ヨーロッパの空間的枠組み
- 第1章 長期の時間軸で見るヨーロッパ経済
- 第2章 ヨーロッパの原風景—中世ヨーロッパ経済のプロフィール
- 第3章 ヨーロッパ人の地平の拡大
- 第4章 ヨーロッパの「分裂」—国民経済の胎動
- 第5章 パークス・ブリタニカ—十九世紀諸国民経済のヒエラルキー
- 第6章 帝国主義時代と二つの大戦—国民経済理念の挫折
- 第7章 経済統合とヨーロッパの再生
- 第8章 ヨーロッパ統合の深化—EUの誕生
- 第9章 経済通貨同盟の設立
「BOOKデータベース」 より