国際関係思想史 : 論争の座標軸
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国際関係思想史 : 論争の座標軸
新評論, 2003.4
- タイトル別名
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Classical theories of international relations
- タイトル読み
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コクサイ カンケイ シソウシ : ロンソウ ノ ザヒョウジク
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注記
原著 (Macmillan press, 1996) の全訳
内容説明・目次
内容説明
グローバル化の中で、国家の「内と外」という枠組みは妥当性を失った。“権力”の理論を超えて、新しい世界秩序をかたちづくるために、従来交わることのなかったふたつの領域、“政治思想史”と“国際関係論”を繋ぎ、過去の思想家たちの国際関係理論を現代の視角から照らすことで、時代を縦断する国際関係思想の新たな座標軸を設定する。
目次
- 思想の伝統と古典的国際関係理論
- ホッブズ、自然状態、自然法
- グロティウス、法、道徳的懐疑主義—ヘドリー・ブルの思想における理論と実践
- カント、限界のない理論家
- ビトリアと国際関係の普遍主義的構想
- ルソー、戦争状態からの脱出への試み—ルソーにみられる道徳主義への固執
- アダム・スミスと国際関係論の自由主義的伝統
- エドマンド・バークとヨーロッパというコモンウェルス—国際秩序の文化的基盤
- ヘーゲル、国家、国際関係
- フリードリヒ・ゲンツ、合理主義と勢力均衡
- ヴァッテル、多元主義とその限界
「BOOKデータベース」 より