韓非子 : 不信と打算の現実主義

書誌事項

韓非子 : 不信と打算の現実主義

冨谷至著

(中公新書, 1695)

中央公論新社, 2003.5

タイトル読み

カンピシ : フシン ト ダサン ノ ゲンジツ シュギ

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内容説明・目次

内容説明

紀元前三世紀、韓の王族に生まれ、荀子に学んだ韓非は、国を憂えて韓王を諌めるも容れられず、憤慨して著述に向かう。その冷徹な思想は秦の始皇帝をも魅了し、「この人物に会えたら死んでもよい」と言わしめた。人間の本性は善か悪か。真の為政者はいかにあるべきか。『韓非子』五十五篇を読み解くのみならず、マキアベリ、ホッブズらの西洋思想と比較して、いまなお輝きを放ち続ける「究極の現実主義」の本質に迫る。

目次

  • 第1章 殷周から春秋戦国へ(神の時代の終焉;動乱の時代へ ほか)
  • 第2章 模索する思想家たち(天・天命は存在するのか;人の性は善か悪か)
  • 第3章 韓非と法家思想(韓非と『韓非子』;人は利で動く ほか)
  • 第4章 韓非思想の継承と変形(統一国家の統治者たち;予防刑と現実主義)

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA62115060
  • ISBN
    • 9784121016959
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 211p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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