瞬間の君臨 : リアルタイム世界の構造と人間社会の行方
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書誌事項
瞬間の君臨 : リアルタイム世界の構造と人間社会の行方
新評論, 2003.6
- タイトル別名
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L'inertie polaire
- タイトル読み
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シュンカン ノ クンリン : リアルタイム セカイ ノ コウゾウ ト ニンゲン シャカイ ノ ユクエ
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内容説明・目次
内容説明
しばしば語られるグローバル化とは、複数の地理的空間を瞬時に結ぶ新しい情報技術を介して、人々が、旧来の遠近法に代わる新たな知覚空間を受容するプロセスであると言えるだろう。問題は、グローバル化がもたらす「知覚空間」の再編プロセスに、権力が介入し、全く新しい「知覚の政治学」を生み出している点にある。本書では、このことを鋭く抉り出した。
目次
- 第1章 間接的な光(「間接照明」の時代;リアルタイムが生み出す遠隔存在 ほか)
- 第2章 最後の乗り物(「動かない乗り物」—オーディオ・ヴィジュエル;目的地がやって来る旅行—私たちは皆、あらゆる所に住むようになる ほか)
- 第3章 運動光学(アインシュタインの「視点」概念と最先端の素粒子理論;新たな時空—一〇億分の一秒は一五〇億年のようであり… ほか)
- 第4章 環境コントロール(「リアルタイム」の外観移送;「視覚機械」の君臨 ほか)
- 第5章 極の不動(大地という空間基軸の崩壊;「ゼロ時間」—持続時間の崩壊 ほか)
「BOOKデータベース」 より