越境
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越境
(現代民俗誌の地平, 1)
朝倉書店, 2003.6
- タイトル読み
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エッキョウ
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注記
文献: 各章末
収録内容
- 総論 : 越境する民俗の現代的意味 / 篠原徹 [執筆]
- 境界都市の民俗学 : 下関の朝鮮半島系住民たち / 島村恭則 [執筆]
- 越境する葬儀 : 日本におけるエンバーミング / 山田慎也 [執筆]
- 遠洋漁業と越境の論理 : 近代における底はえ縄漁師の漁場認識の事例から / 中野泰 [執筆]
- 現代を炭焼きとして行きぬく : 伝統の越境 / 吉村郊子 [執筆]
- 闘いを生み出す技法 : 北部九州A市の闘鶏 / 波佐間逸博 [執筆]
- 山に生きる女たち / 蓬田伸光 [執筆]
- 越境する「安全」の技術 : その言説化と身体化をめぐって / 金子毅 [執筆]
- ヤマアテとGPS : 技術を越境する漁師たち / 卯田宗平 [執筆]
- 個人のこころみが支える生業変容 : 沖縄県久高島における生業活動の変遷の過程から / 内藤直樹 [執筆]
- もうひとつの農の風景 : 市民農園に集う人びと / 安室知 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
このシリーズで目論んだのは、ポスト・フェストゥムとしての民俗学ではなく、二一世紀への胎動となるアンテ・フェストゥムとしての民俗学である。現在、激変する日本列島に生きる人びとの生活と民俗の世界を、「越境」、「記憶」、「権力」という三つの切り口で「現代民俗誌」として照射する。
目次
- 総論 越境する民俗の現代的意味
- 海域の越境(境界都市の民俗学—下関の朝鮮半島系住民たち)
- 国家の越境(越境する葬儀—日本におけるエンバーミング)
- 領域の越境(遠洋漁業と越境の論理—近代における底はえ縄漁師の漁場認識の事例から)
- 伝統の越境(現代を炭焼きとして生きぬく)
- 規範の越境(闘いをうみだす技法—北部九州A市の闘鶏)
- 性の越境(山に生きる女たち)
- 技術の越境(越境する「安全」の技術—その言説化と身体化をめぐって;ヤマアテとGPS—技術を越境する漁師たち)
- 生業の越境(個人のこころみがささえる生業変容—沖縄県久高島における生業活動の変遷の過程から;もうひとつの農の風景—市民農園に集う人びと)
「BOOKデータベース」 より