書誌事項

前方後円墳国家

広瀬和雄著

(角川選書, 355)

角川書店, 2003.7

タイトル読み

ゼンポウ コウエンフン コッカ

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注記

参考文献: p247-255

内容説明・目次

内容説明

3世紀なかごろから7世紀初めまでの350年ほどの間に、列島各地に約5200基も造営された前方後円墳。その特質は「見せる王権」としての可視性、形状の画一性、大山古墳(仁徳陵)をピークとする墳丘規模の階層性にあり、大和政権を中心とした首長層ネットワークの「国家」と呼ぶべき利益共同体を表象するものだった。弥生から古墳時代の歴史を国家という枠組みで捉え直し、新たな歴史像を打ち立てる。

目次

  • 第1章 首長はいかにして首長たりえたか
  • 第2章 分業生産と交易の地域センターだった弥生都市
  • 第3章 東アジア世界とカミ観念の形成
  • 第4章 前方後円墳祭祀—国家をささえた共同幻想
  • 第5章 “もの・人・情報の再分配システム”で成立した中央と地方
  • 第6章 前方後円墳国家の誕生
  • 第7章 前方後円墳国家を運営した大和政権

「BOOKデータベース」 より

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