ハーバーマス : コミュニケーション行為
著者
書誌事項
ハーバーマス : コミュニケーション行為
(現代思想の冒険者たちSelect)
講談社, 2003.7
- タイトル別名
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Jürgen Habermas
Habermas
- タイトル読み
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ハーバーマス : コミュニケーション コウイ
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注記
シリーズ『現代思想の冒険者たち』27巻『ハーバーマス』の新装版
ハーバーマス略年譜: p268-276
主要著作ダイジェスト: p277-283
読書案内: p293-297
内容説明・目次
内容説明
人間には暴力・抑圧に支配されず対話を交わし、相互理解に到達するコミュニケーション的理性の力が与えられている。近代社会は、人間が初めて宗教や因習などの非理性的な力を脱し、民主的な原理が一人立ちした時代である。だが同時にシステムの力も強大となり、計算・支配する思考、そこから生じる人間疎外も強固になり、コミュニケーション的理性の可能性は十分に実現していない。ハーバーマスはあくまでも人間のコミュニケーションへの信頼を保とうとする。相互の平等な対話によって支えられた合理性の実現こそが真の秩序を生み出す。
目次
- プロローグ コミュニケーション的理性への信頼
- 第1章 批判的社会理論への旅立ち
- 第2章 制度と言語—イデオロギー批判への取り組み
- 第3章 システムと生活世界
- 第4章 近代合理主義と人間のコミュニケーション
- 第5章 ポストモダン思想との対決
- 第6章 多元的社会における法と道徳
- エピローグ 政治的実践の中で
「BOOKデータベース」 より