シェイクスピアとカーニヴァル : バフチン以後
著者
書誌事項
シェイクスピアとカーニヴァル : バフチン以後
(叢書・ウニベルシタス, 777)
法政大学出版局, 2003.7
- タイトル別名
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Shakespeare and carnival : after Bakhtin
- タイトル読み
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シェイクスピア ト カーニヴァル : バフチン イゴ
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注記
原著(Basingstoke: Macmillan, 1998)の全訳
原注: 巻末p11-56
内容説明・目次
内容説明
“カーニヴァル”を「ヨーロッパ民衆文化の生命」として位置づけたミハイル・バフチンの理論を応用・展開させ、シェイクスピア劇の世界を新たな観点から読み直す。バフチン思想の根源、バフチンの方法論批判にも及ぶ、研究の批評的・理論的方向性を明示する論集。
目次
- 第1章 序説
- 第2章 「短い報告にとどめること」—『ヘンリー六世・第二部』のジャック・ケイド
- 第3章 『ロミオとジュリエット』におけるカーニヴァルと死
- 第4章 『夏の夜の夢』とカーニヴァレスク
- 第5章 シェイクスピアの“カーニヴァルとレントの戦い”—フォールスタッフの場面再考(『ヘンリー四世』二部作)
- 第6章 ピューリタニズムとの対決—フォールスタッフ、マーティン・マープレリト、そして“グロテスク・ピューリタン”
- 第7章 フォールスタッフを排泄する—『ウィンザーの陽気な女房たち』
- 第8章 『ハムレット』におけるカーニヴァレスクと遊びの理論に向けて
- 第9章 シェイクスピアにおけるカーニヴァルと聖なるもの—『冬物語』と『尺には尺を』
- 第10章 「浮き袋につかまって泳ぐ」—『ヘンリー八世』における宗教改革の対話原理
「BOOKデータベース」 より