神話と日本人の心
著者
書誌事項
神話と日本人の心
岩波書店, 2003.7
- タイトル別名
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神話と日本人の心
- タイトル読み
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シンワ ト ニホンジン ノ ココロ
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注記
[参考文献]: 章末
内容説明・目次
内容説明
日本を代表するユング派心理学者であり、『昔話と日本人の心』などの著作で独自の物語論を展開する著者が、日本神話の意味とその魅力をわかりやすく語る。他世界の多くの神話と異なり、太陽神はなぜ男性ではなく「日の女神」アマテラスなのか?繰り返し現れる神々の「トライアッド」構造とは何か?母との一体性、トリックスター、英雄…さまざまな顔をもつスサノヲとはいかなる神か?「見畏む」男神たち、流し棄てられた神ヒルコは何を意味するのか…。『古事記』『日本書紀』の世界を独自の観点から、また世界の神話・物語との比較をまじえた広い視野からよみとき、日本人の心性と現代社会の課題をさぐる。
目次
- 日の女神の輝く国
- 世界のはじまり
- 国生みの親
- 冥界探訪
- 三貴子の誕生
- アマテラスとスサノヲ
- 大女神の受難
- スサノヲの多面性
- オオクニヌシの国造り
- 国譲り
- 国の広がり
- 均衡とゆりもどし
- 日本神話の構造と課題
「BOOKデータベース」 より