書誌事項

中国とどう付き合うか

天児慧著

(NHKブックス, 984)

日本放送出版協会, 2003.10

タイトル読み

チュウゴク ト ドウ ツキアウカ

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内容説明・目次

内容説明

中国の肥大化は、日本国内の感情的「中国脅威論」を増大させた。しかし今、中国は大きく変わりつつある。「東アジア共同体」など将来構想を打ち出し、歴史問題では日中関係全体に影響を与えることなく、冷静に処理すべきとの見方が政府や学者レベルで現われ始めた。日本はどう対応すべきか。中国問題の第一人者が、主権至上国家から国際国家・日本の創造を模索しつつ、相互誤解を解いて、斬新な発想で日中関係の理性的な構築を探る。

目次

  • 1 日本と中国の人間的関係—誤解から理解へ(相互理解の難しさ—わたし的体験(独り言);中国人をあるがままに見ること—それを阻む行動様式の違い;日本人はどう見られているのか—「信頼できない」と「情の厚さ」と)
  • 2 中国の大国化と対日政策の変化(「肥大化する中国」の読み方;中国の「東アジア共同体」構想)
  • 3 脅威論と歴史認識問題を超えて(劇的に変わり始めた日中交流のありよう;新しい時代の到来—日本重視の中国戦略を受けて)

「BOOKデータベース」 より

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