日本と韓国の歴史共通教材をつくる視点 : 先史時代から現代までの日韓関係史
著者
書誌事項
日本と韓国の歴史共通教材をつくる視点 : 先史時代から現代までの日韓関係史
(教科書に書かれなかった戦争 / アジアの女たちの会, 8.15とアジアグループ(アジア文化フォーラム)編, Part44)
梨の木舎, 2003.11
- タイトル別名
-
日本と韓国の歴史共通教材をつくる視点 : 先史時代から現代までの日韓関係史
- タイトル読み
-
ニホン ト カンコク ノ レキシ キョウツウ キョウザイ オ ツクル シテン : センシ ジダイ カラ ゲンダイ マデ ノ ニッカン カンケイシ
大学図書館所蔵 件 / 全113件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
「日韓歴史教科書シンポジウム : 歴史研究の動向と歴史教科書の叙述」第6-8回 (2000年6月-2001年7月, 開催場所: ソウル市立大学および東京学芸大学) の報告書
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
本書は日本の歴史教育研究会と韓国の歴史教科書研究会の間で行っている「日韓歴史教科書シンポジウム—歴史研究の動向と歴史教科書の記述」の第6回から第8回までのシンポジウムの成果をまとめたものである。本書の第1の特徴は、日韓で共通のテーマを設定し、4〜6ページの範囲で、自国の高校生を意識しつつ、教材案を作成したことである。高等学校の授業で試用したり、学習会などで日韓比較を目的に使用し、ご批判を頂きたい。第2の特徴は、教材案の作成によって、日韓の歴史認識の差異が明確になったことである。同じテーマを設定しても、現在の日本と韓国の歴史学・歴史教育の分野では、事実の確定から使用する歴史用語まで、双方の認識に大きな差異があった。この差異の認識は相互理解の第1歩となるはずである。第3の特徴は、解説などで歴史研究への若干の提言を試みた点である。歴史教育の要点について、研究が乏しいという現実に各所で直面した。第4の特徴は、近年の著しい歴史修正主義への客観的批判になっていることである。
目次
- 序 日韓歴史教科書シンポジウムとは
- 1 日韓歴史教科書シンポジウムに先立って(韓・日韓歴史教科シンポジウムに先立って;新段階にはいった日韓歴史教科書研究 ほか)
- 2 日韓歴史共通教材は可能か(「日韓歴史共通教材」は可能か;歴史教育の側面から見た韓日共同歴史教科書)
- 3 日韓歴史共通教材のこころみ 先史時代から現代まで(先史時代;古代史 ほか)
「BOOKデータベース」 より