十八世紀の恐怖 : 言説・表象・実践
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書誌事項
十八世紀の恐怖 : 言説・表象・実践
(叢書・ウニベルシタス, 782)
法政大学出版局, 2003.12
- タイトル別名
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La peur au XVIIIe siècle : discours, représentations, pratiques
18世紀の恐怖 : 言説表象実践
- タイトル読み
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ジュウハッセイキ ノ キョウフ : ゲンセツ ヒョウショウ ジッセン
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注記
原著(Genève: Droz, 1994)の全訳
内容説明・目次
内容説明
理性が世界を隈なく照らし出すと信じた啓蒙期の知的文化の中心になお留まっている恐怖の諸相を、聖書画像・刑罰制度・独裁政治・人食いネズミ・性的不能・小説のヒロイン・ベドウィン神話・アジアコレラなどに読み取り、光の時代の深層に潜む人間の暗黒を問う。
目次
- 恐怖—実践と反省(恐怖から不安へ—幼い子供用に作られた最初の聖書画像集における巧みな演出(一七七四‐一七七九年);「懲罰の恐怖で犯罪をたじろがせよ」—十八世紀の刑法学者たちにおける恐怖による教育 ほか)
- 恐怖の表象(シラノ・ド・ベルジュラックからカサノヴァまでの投獄の話におけるネズミへの恐怖;十八世紀における不能の恐怖と叙述装置 ほか)
- 空間の中の恐怖(洞窟への下降と死の恐怖の象徴的体験—十八世紀のいくつかの旅行記について;克服された恐怖—十八世紀のフランス人旅行者におけるベドウィン神話の出現 ほか)
- 現実態の恐怖。批評=フィクション(人間の恐怖)
「BOOKデータベース」 より