書誌事項

日本とアジア発展の政治経済学

市村真一著 ; 長尾信吾訳

(ICSEAD研究叢書, 1)

創文社, 2003.10

タイトル別名

Political economy of Japanese and Asian development

タイトル読み

ニホン ト アジア ハッテン ノ セイジ ケイザイガク

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注記

Springer-Verlagae, 1998の全訳に3章追加したもの

引用参考文献目録: p[370]-380

市村著書目録: p[381]-384

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

日本の戦後復興とアジア発展の「雁行形態」に独自の分析を加え、産業構造の変化、地域開発政策、政治と政策決定、金融危機、債務問題など日本と発展途上国の多岐に亙る諸問題に診断と処方箋を与えるアジア研究三十余年の研鑚の成果。著者は夙に鋭利な分析と熱烈な政治的・道徳的主張を持つ数量経済学のエキスパートとして知られるが、本書でも「伝統とモラルへの帰依」と「革新の情熱」との融合が、綿密な分析と論断の直截さとあいまって、本書を自由と合理性の追究へと昇華する。

目次

  • 日本とアジアの発展の政治経済学
  • 昇りゆく太陽の挑戦
  • アジア経済発展の類型と過程
  • 日本の貯蓄・成長・住宅建設
  • 日本近代化の草創期と企業家精神
  • 日本と東アジアの関係
  • 日米間の経済問題
  • 経済発展のための諸政策
  • 日本とアジアにおける日本式経営
  • 市場の階梯を上がる—産業構造の変化
  • 政策決定の政治経済学
  • 債務問題とアジア:展望
  • アジア・太平洋地域における地域統合
  • 21世紀の東アジア—経済的協力と政治的対抗
  • 東アジアの金融危機とその後
  • 東アジア金融危機の死亡診断書
  • 適正技術の移転と文化的制度的要因

「BOOKデータベース」 より

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