熱狂とユーフォリア : スターリン学のための序章

書誌事項

熱狂とユーフォリア : スターリン学のための序章

亀山郁夫著

平凡社, 2003.11

タイトル別名

Энтузиазм и Эйфория : Введение в сталинологию

タイトル読み

ネッキョウ ト ユーフォリア : スターリンガク ノ タメ ノ ジョショウ

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注記

年表: p503-507

文献: p508-518

内容説明・目次

内容説明

ロシア精神の核心、全一性を解き明かす8つの鍵概念、終末的、有機的、切断的、母性的、微温的、生命的、平衡的、破壊的。政治と文化をめぐる不条理学、スターリノロジーの誕生。

目次

  • 1 終末的(聖性の彼方へ—ロシア・モダニズムと悪魔学;解脱のパフォーマンス—スクリャービンの革命 ほか)
  • 2 有機的(不死のヴィジョン、変容する一;錯誤と逸脱の科学—ルイセンコとマル ほか)
  • 3 切断的(錯視のポリティクス—ロトチェンコの遠近法;継承と切断—ショスタコーヴィチの一九二〇年代 ほか)
  • 4 母性的(唇の狂気のみ、で—ツヴェターエワの遺書;記憶と権力—アフマートワ『レクイエム』への序章 ほか)
  • 5 微温的(寵愛の道化師の肖像—エフトゥシェンコは走る;二オクターヴ半と百の声色の道化—ヴィソツキー讃 ほか)
  • 6 生命的(抒情、アイロニー、暴力—ショスタコーヴィチ断章;抒情の宿命、ユーフォリアの現実—プロコフィエフとソビエト権力 ほか)
  • 7 平衡的(犠牲者たる一本のネジの懺悔—一九九一年のファシズム;国家崩壊と小説—跳梁するホムンクルス ほか)
  • 8 破壊的(コラージュの倫理—ソローキンとカバコフ;デコールとリアリズムの間—ソローキンとテロルの詩学 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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