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墓の民俗学

岩田重則著

吉川弘文館, 2003.12

タイトル読み

ハカ ノ ミンゾクガク

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内容説明・目次

内容説明

墓とは何か。本書では、柳田民俗学や折口学などの学説を検証する。遺体埋葬地点に置かれる枕石、魔除けの墓上鎌、墓上火などの具象化された民俗資料を地域別に整理し、共通項を抽出して分析。新たな民俗学研究の方法を提示した。

目次

  • 序章 民間信仰分析の方法論
  • 第1章 「髯篭の話」と「柱松考」の民俗学方法論(折口学の分析概念;柳田民俗学の帰納法 ほか)
  • 第2章 墓上施設論(枕石と石塔;墓上施設の複合性 ほか)
  • 第3章 最終年忌塔婆論(最終年忌塔婆研究史;最終年忌塔婆の類型 ほか)
  • 第4章 位牌論(位牌研究史;位牌の定義 ほか)
  • 終章 民俗学の目的と概念

「BOOKデータベース」 より

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