書誌事項

歴史学ってなんだ?

小田中直樹著

(PHP新書, 286)

PHP研究所, 2004.2

タイトル別名

歴史学ってなんだ

タイトル読み

レキシガク ッテ ナンダ

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注記

引用文献リスト: p202-205

内容説明・目次

内容説明

歴史は何のために学ばなければならないのか?そもそも、社会や個人の役に立つのだろうか?年号ばかり羅列する歴史教科書への疑念。一方で相対主義や構造主義は、“歴史学の使命は終わった”とばかりに批判を浴びせる。しかし歴史学には、コミュニケーション改善のツールや、常識を覆す魅力的な「知の技法」が隠されていたのだ!歴史小説と歴史書のちがいや従軍慰安婦論争などを例に、日常に根ざした存在意義を模索する。歴史家たちの仕事場を覗き「使える教養」の可能性を探る、素人のための歴史学入門講座。

目次

  • 序章 悩める歴史学(「パパ、歴史は何の役に立つの」;シーン1・ある高校の教室で ほか)
  • 第1章 史実を明らかにできるか(歴史書と歴史小説;「大きな物語」は消滅したか ほか)
  • 第2章 歴史学は社会の役に立つか(従軍慰安婦論争と歴史学;歴史学の社会的な有用性)
  • 第3章 歴史家は何をしているか(高校世界史の教科書を読みなおす;日本の歴史学の戦後史 ほか)
  • 終章 歴史学の枠組みを考える(「物語と記憶」という枠組み;「通常科学」とは何か ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA65389743
  • ISBN
    • 4569632696
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    205p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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