福祉の公共哲学
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書誌事項
福祉の公共哲学
(公共哲学叢書, 5)
東京大学出版会, 2004.1
- タイトル別名
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Public philosophy of well-being
- タイトル読み
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フクシ ノ コウキョウ テツガク
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
社会保障を中核とする福祉国家・福祉社会の「制度」と「理念」はどうあり、どうあるべきか。ロールズ、セン、ドゥオーキン、ノージック、ハイエクなどの規範理論の対立的構図を乗り越え、福祉国家システム像の再構築をめざす。
目次
- 社会保障論の公共哲学的考察—その歴史的・現代的展望
- 二つの「方法論争」と福祉国家—経済学と倫理学との思想史的接点
- ロールズの正義論と福祉国家
- ロールズにおける「福祉国家」と「財産所有制民主主義」
- センの潜在能力アプローチと福祉国家システムの構想
- ハイエクと社会福祉
- ロナルド・ドゥオーキンの倫理的責任論
- リバタリアンが福祉国家を批判する理由
- 分配論の構図
- 福祉にとっての平等理論—責任‐平等主義批判
- 福祉国家の改革原理—生産主義から脱生産主義へ
- 就労・福祉・ワークフェア—福祉国家再編をめぐる新しい対立軸
- 福祉国家とケアの倫理—正義の彼方へ
- 正義とケア—ポジション配慮的“公共的ルール”の構築に向けて
「BOOKデータベース」 より