書誌事項

テロルの時代と哲学の使命

ユルゲン・ハーバーマス, ジャック・デリダ, ジョヴァンナ・ボッラドリ [著] ; 藤本一勇, 澤里岳史訳

岩波書店, 2004.1

タイトル別名

Philosophy in a time of terror : dialogues with Jürgen Habermas and Jacques Derrida

タイトル読み

テロル ノ ジダイ ト テツガク ノ シメイ

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内容説明・目次

内容説明

二〇〇一年九月一一日—現代の批判的知性を代表するふたりの哲学者は、この日の出来事にどう向きあったのか。衝撃の余韻が残るニューヨークで行われた、ハーバーマスとデリダによる二つの対話は、“啓蒙”の遺産に対する厳粛な省察を通して、現在進行形の“テロへの戦い”が私たちにもたらした問題と、九・一一以後のグローバルな課題に介入する。本書は、ふたりが同じ問題にパラレルな仕方で応答し、相並んで登場することに同意した初めての機会である。

目次

  • 序 テロリズムと“啓蒙”の遺産—ハーバーマスとデリダ(哲学は歴史について何か言うべきことを持つか?;公共的参加のふたつのモデル—政治的行動主義と社会批判 ほか)
  • 原理主義とテロ—ユルゲン・ハーバーマスとの対話
  • テロリズムの再構築—ハーバーマス(九・一一—最初の歴史的な世界的出来事;古典的国際法から新たなコスモポリタニズム的秩序へ ほか)
  • 自己免疫:現実的自殺と象徴的自殺—ジャック・デリダとの対話
  • テロリズムの脱構築—デリダ(脱構築された赦し;介入の境界=限界 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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