テロルの時代と哲学の使命
著者
書誌事項
テロルの時代と哲学の使命
岩波書店, 2004.1
- タイトル別名
-
Philosophy in a time of terror : dialogues with Jürgen Habermas and Jacques Derrida
- タイトル読み
-
テロル ノ ジダイ ト テツガク ノ シメイ
大学図書館所蔵 件 / 全238件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
二〇〇一年九月一一日—現代の批判的知性を代表するふたりの哲学者は、この日の出来事にどう向きあったのか。衝撃の余韻が残るニューヨークで行われた、ハーバーマスとデリダによる二つの対話は、“啓蒙”の遺産に対する厳粛な省察を通して、現在進行形の“テロへの戦い”が私たちにもたらした問題と、九・一一以後のグローバルな課題に介入する。本書は、ふたりが同じ問題にパラレルな仕方で応答し、相並んで登場することに同意した初めての機会である。
目次
- 序 テロリズムと“啓蒙”の遺産—ハーバーマスとデリダ(哲学は歴史について何か言うべきことを持つか?;公共的参加のふたつのモデル—政治的行動主義と社会批判 ほか)
- 原理主義とテロ—ユルゲン・ハーバーマスとの対話
- テロリズムの再構築—ハーバーマス(九・一一—最初の歴史的な世界的出来事;古典的国際法から新たなコスモポリタニズム的秩序へ ほか)
- 自己免疫:現実的自殺と象徴的自殺—ジャック・デリダとの対話
- テロリズムの脱構築—デリダ(脱構築された赦し;介入の境界=限界 ほか)
「BOOKデータベース」 より