高度成長のなかの社会政策 : 日本における労働家族システムの誕生

書誌事項

高度成長のなかの社会政策 : 日本における労働家族システムの誕生

玉井金五, 久本憲夫編著

(MINERVA現代経済学叢書, 62)

ミネルヴァ書房, 2004.2

タイトル読み

コウド セイチョウ ノ ナカ ノ シャカイ セイサク : ニホン ニオケル ロウドウ カゾク システム ノ タンジョウ

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注記

注および参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

少子高齢化と高失業が並存する現代にあって、社会政策の課題は広範に及んでいる。本書では、現代社会政策の原点を高度成長期において検討し、社会政策のなかでも家族を含む労働世界を中心に論じる。

目次

  • 第1章 労働・労使関係政策の展開—規制と誘導の体系
  • 第2章 高齢者介護保障政策の萌芽とその発展—福祉と医療の間で
  • 第3章 新規学卒者の労働市場—兵庫県の調査からみた労働移動
  • 第4章 職業訓練政策の展開—養成訓練と技能検定の意味
  • 第5章 日本的雇用制度におけるジェンダー・バイアス—ゲーム理論的アプローチ
  • 第6章 家計構造からみた性別役割分業—経済の高度成長と日本型家族システムの確立
  • 第7章 内職・家内労働と家族の変容—大阪府を事例として
  • 第8章 被差別部落の実態と変容—大阪府和泉地区の事例を通して
  • 第9章 外国人労働者問題対策の浮上と展開—「在日」の位置づけと初期の新規導入論議

「BOOKデータベース」 より

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