一海知義の漢詩道場
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一海知義の漢詩道場
岩波書店, 2004.3-
- [正]
- 続
- タイトル読み
-
イッカイ トモヨシ ノ カンシ ドウジョウ
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内容説明・目次
- 巻冊次
-
[正] ISBN 9784000221399
内容説明
漢詩を真に理解するにはいくつものハードルがある。本書は若い学徒たちがそのハードルを乗り越えていくドキュメントである。河上肇最晩年の執筆になる『陸放翁鑑賞』をテキストに用いて、師弟のあいだに問答が取り交わされる。ジョークを交えた師匠の語りはときに“高座”の如き様相を呈する。
目次
- 蓼の花と名妓(蓼花)
- ぼやきの詩(倦眼)
- 杖自慢(〓杖)
- 酒と山の詩(飲酒望西山戯詠)
- 侘び住まい(幽居)
- 残り酒のしずく(吾廬)
- 病中の詩(衰病有感)
- ちょっと一杯(月下小酌)
- 二十三年ぶりの再会(三月二十日児輩出謁孤坐北窓)
- 月を眺めて(八月十四日夜湖山観月)〔ほか〕
- 巻冊次
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続 ISBN 9784000237208
内容説明
漢詩を真に理解することは難しい。まして「対句の名手」、南宋の陸游の詩である。平仄の罠をようやく抜けたかと思えば、漢語の意味をつい日本語で考えてつまずく。道程は遠いが、練達の一海師匠に導かれて若い研究者たちの挑戦は続く。師匠と弟子が交わす関西弁での問答のなかに、漢詩を理解し深く読み味わうためのすべてのコツが詰まっている。
目次
- 故郷は楽し
- 詩を作るには
- 墓まいり
- 晩春に感じた事
- 小舟に乗って
- 引っ越して来たい
- 小舟に泊まる
- 酔生夢死
- わが骨相は
- 夕暮の眺め
- 老農の仲間
- 晩秋あれこれ
- 自由の身
- 居眠り天国
- 夕暮の酒盛
「BOOKデータベース」 より