書誌事項

一海知義の漢詩道場

一海知義編

岩波書店, 2004.3-

  • [正]

タイトル読み

イッカイ トモヨシ ノ カンシ ドウジョウ

大学図書館所蔵 件 / 148

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

巻冊次

[正] ISBN 9784000221399

内容説明

漢詩を真に理解するにはいくつものハードルがある。本書は若い学徒たちがそのハードルを乗り越えていくドキュメントである。河上肇最晩年の執筆になる『陸放翁鑑賞』をテキストに用いて、師弟のあいだに問答が取り交わされる。ジョークを交えた師匠の語りはときに“高座”の如き様相を呈する。

目次

  • 蓼の花と名妓(蓼花)
  • ぼやきの詩(倦眼)
  • 杖自慢(〓杖)
  • 酒と山の詩(飲酒望西山戯詠)
  • 侘び住まい(幽居)
  • 残り酒のしずく(吾廬)
  • 病中の詩(衰病有感)
  • ちょっと一杯(月下小酌)
  • 二十三年ぶりの再会(三月二十日児輩出謁孤坐北窓)
  • 月を眺めて(八月十四日夜湖山観月)〔ほか〕
巻冊次

続 ISBN 9784000237208

内容説明

漢詩を真に理解することは難しい。まして「対句の名手」、南宋の陸游の詩である。平仄の罠をようやく抜けたかと思えば、漢語の意味をつい日本語で考えてつまずく。道程は遠いが、練達の一海師匠に導かれて若い研究者たちの挑戦は続く。師匠と弟子が交わす関西弁での問答のなかに、漢詩を理解し深く読み味わうためのすべてのコツが詰まっている。

目次

  • 故郷は楽し
  • 詩を作るには
  • 墓まいり
  • 晩春に感じた事
  • 小舟に乗って
  • 引っ越して来たい
  • 小舟に泊まる
  • 酔生夢死
  • わが骨相は
  • 夕暮の眺め
  • 老農の仲間
  • 晩秋あれこれ
  • 自由の身
  • 居眠り天国
  • 夕暮の酒盛

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA66588803
  • ISBN
    • 4000221396
    • 9784000237208
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ